まるとんのブログ

母の介護のこと

母の12月の体調(まとめ)

1月になったので、先月(12月)の母の体調のまとめです。

 

歩行

歩くのはますますきつくなりました。今は、抱きついて、私の右手を母の背中にがっしりあてがい、私の左手で母のお尻を支え、私はガニ股のすり足でバックしながら連れていく「抱き付きチークダンス歩行」でなんとかトイレや台所まで連れて行ってます。トイレの入り口では、母を持ち上げて横にスライドさせて運んでます。

今までは3食とも台所で食べていたのですが、朝と昼はベッド上で食べるようになりました。寒いからが第一の理由です。でも晩ご飯は台所で食べていて、食後に体を拭いたりするのは今まで通りやってます。

 

床ずれ

ベッドのマットをエアータイプに変えてからはとても調子が良くて、背中の床ずれはもう完全になくなりました。足先は左足の親指のところだけまだ残ってますが、ひどくはなっておらずむしろ治りかけです。

 

左目の涙嚢炎

できたり治ったりを繰り返しているのですが、12月も数日の間発生しました。涙があふれて固まり、目が開かなくなり、まぶたから血が流れるまでになってしまいました。そこまでひどかったのは数日間だけで、今はもう良くなっています。

 

訪問診療

11月に退院してから毎週診察に来てもらっていたのですが、母の体調が安定していることから12月末には隔週に切り替えました。緊急連絡先は預かっているので、何かあったらすぐ連絡できるようになっています。こっちの方が大事ですね。

薬について大きな変更はないですが、涙嚢炎の目薬もまとめて処方してもらいました。薬の一覧は 母のプロフィール のページを更新して最新のものになっています。

 

訪問看護

日頃の世話は全て私がやっていて、毎日あっためたおしぼりで体を上から下まで全部拭いて乳液(ケラチナミン)を付けるまでしているんですが、おしも だけキチンとできてないんですね。そこを看護師さんにお願いしています。石鹸をつかって水洗いまでやってもらっています。

 

血圧

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12月前半は130未満だったので高血圧の薬は飲んでいなかったのですが、半ばごろから高くなり、後半は150近くになりました。そのため血圧の薬(カンデサルタン、アムロジン)の服用を再開しました。

 

その他の変化としては、耳がさらに遠くなりました。「飲み物飲む?」とか「トイレ行く?」みたいに定期的に確認するものについては間違えないのですが、「今日はコロナ1300人だって!」とか「草彅剛が結婚したみたいだよ!」っていうのは私が大声で話しても全然聞き取れなくなりました。だけどテレビを字幕付きで見ていて、そこでちゃんと理解し情報収集できているのがすごいです。

 

体はじょじょに衰えているのですが、痛みは全く出てないし(セレコックスという鎮痛剤は常用しています。でも癌の終末期に現れる特有の激痛はまだ出ていないということです。)、意識もしっかりしています。トイレは定期的に行きたがるので真夜中でも2~3時間おきに起こして連れていく必要はありますが、それ以外は特に問題となることはなく、ものすごく楽に介護できているんじゃないかと思います(母を運ぶのは力作業なので、もし同世代の人が介護者だったら母はすでに完全寝たきりになっているとは思います)。

 

11月に入院した時には「1カ月は間違いなく持たないです」と医師に言われましたが、見事にはずれてくれました。いつまで母と一緒に過ごせるかはわからないですが、引き続き精いっぱい介護を続けます。