まるとんのブログ

母の介護のこと

薬剤起因性老年症候群の心配

次の記事を読んでちょっと不安になりました。

www.msn.com

 

「処方箋によって被害が拡大」っていうところで、「母が飲んでる薬は大丈夫か?」っていう不安です。

次の通り記事中に「ベンゾジアゼピン系の睡眠薬には問題がある」ことが書かれていました。

1960年代に開発されたベンゾジアゼピン系薬剤は、感情などに関わるベンゾジアゼピン受容体に作用して、睡眠薬抗不安薬として使われている。日本で発売されているもののほとんどがベンゾジアゼピン系で、後発品を含めて約150種類ある。非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬抗不安薬もあるが、作用機序は同じなのでベンゾジアゼピン系と同じような副作用がある。

 ところが、1980年代に海外で高齢者への投与が問題となった。服用したベンゾジアゼピン薬剤を分解する代謝が悪いうえ、排泄する能力も低下しているので体内に蓄積され、効きすぎるリスクがある。過鎮静の症状や認知機能、運動機能の低下などの副作用があることが明らかになり、海外では高齢者には「使用を避けるように」と指摘されている薬剤だ。

 

母はゾルピデムという睡眠導入剤を1日に2錠飲んでます。2錠は多いよなぁとは前々から思ってたんですが、最近「認知機能や運動機能の低下」は結構感じてるのでひょっとしたら当たってるかもしれません。

 

確認したところゾルピデムは非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬ということで対象外だったのですが、上には「作用機序は同じなのでベンゾジアゼピン系と同じような副作用がある」とも書かれてます。薬剤起因性老年症候群の心配はやはりありうるとみて良さそうです。

 

明日母と話をして、断薬まではできなくとも、少なくとも2錠から1錠への減薬はしたいなと考えてます。